2017年12月26日。まつかぶさんは、ロードマップの宣言通りに、最初の売り出しからたった二ヶ月で、Avacusを始めることができました。うそつきや、やってるふりばかりしてる人たちも多いのに、まつかぶさんはふざけているように見えて、ちゃんとお仕事をしていたわけです。 かそう通貨でお金を集めた人が、日本でちゃんとサービスを開始したのは、実ははじめての事なんですよ！（えっへん） Avacusは目立ったトラブルもなく、おとくに買い物がしたい人と、BTC（へんなお金だけど強いです）がほしい人の、【まっちんぐ】を始めました。そして、VACUSを持っている人には、どんどんBTCが配られていきました。「VACUSはScamだ！」だとバカにしてた人たちは恥ずかしくて、みんなおうちに引きこもってしまいました。 だけど、Avacusがうまくいったのは、けっして、まつかぶさん一人の力ではありません。最初に沢山VACUSを買ってくれたかぶしき村の民たち、落書きだとバカにせずに、ちゃんとまつかぶさんの話を聞いた、かそう通貨村の民たちの協力があってのことです。 Avacusが最初からうまくいくように、βテスト（にせもののお金を使って、取引をしてみることです）をしてくれた民たちがいたから、ちゃんと〆切りにも間に合ったし、トラブルもなかったんじゃないかなあと、私は思います。 その日まつかぶさんは、自分のtwitterで、Avacusを作ろうと思った経緯と、開発に協力してくれたすべての民たちへの感謝の言葉を口にしました。私も少し、泣いちゃいました。でも、ちょっとまつかぶさんらしくないですね（笑）

2018年2月7日。その頃、かぶしき村の民たちも、かそう通貨村の民たちも、持っいてるかぶやコインの値段がどんどん下がって苦しんでいました。そんななか、まつかぶさんはいきなり、「VACUS.VACUSを、皆にただで上げる！」といいだしたんです。っていうか、すでに少し配ってました。 VACUS.VACUSっていうのは、「AvacusのなかでVACUSがつかわれた時に、お金がもらえるよ」という【やくそく】、みたいなものです。普段はみんな、BTCでお買い物するんですけど、まつかぶさんは、それをVACUSでも支払えるようにしたかったんですよね。実は、さいしょから。 つまり、まつかぶさんはお金を集めるためにAvacusを始めたんじゃなくて、自分でお金を作るためにAvacusを始めたんです。いがいと頭いいですよね。 もしAvacusを使ってるみんなが、とてもつよいBTCじゃなくて、「VACUSの支払いでもいいよ！」ってなったら、当然、この【やくそく】は価値を持ちます。だってこれは、持ってるだけでVACUSがもらえる【やくそく】だからです。 だけど、まつかぶさんは少し頭がおかしいので、このばらまきを「あと5回やる！」って言いだしました。 しかも、少しづつVACUS.VACUSを配っていって、最後には皆が持ってるVACUSの【はんぶん】もの数を、「いっきにどーん！」して、「その次の日から、VACUSを使えるようにするよ」って、みんなに約束したんです。 VACUSを持ってた人たちは皆、大喜びしました。もしそれが本当になら、自分たちのVACUSがお金になるだけでなく、ただでもらったVACUS.VACUSがにも値がついて、その上お金を持ってきてくれるからです。 さいしょは、まつかぶさんのことをバカにしていた人たちも、まつかぶさんのVACUSにかける本気をしだいに感じはじめていました。

まつかぶさんの【ばらまき】をきっかけに、ホルダーたちはいちがんとなってVACUSを応援しだしました。VACUS.VACUSにも、しだいに買いが入り始めて、なんと２円をこえました。それでもなかなか、売ってくれる人は現れませんでした。ただで配られたものなのに、本当にふしぎですね。 そのようすをみて、まつかぶさんは、 「VACUSを、たんきてきなお金儲けのために持ってる人はいないんだなあ……」 とうれしくなりました。そして、VACUSだけでなく、 「なかよしのかそう通貨も、どんどんAvacusで使えるようにしよう！」と決意したのです。（みんながいいこにしてたら、まつかぶさんはまた、いろんな【やくそく】を、みんなにしてくれるかもしれませんよ） 2018年3月29日。最後の【ばらまき】が終わって、その次の日から、VACUSはAvacusで使えるようになりました。「VACUS払いでもいい？」というお願いは大歓迎されて、すぐになくなってしまう位でした。2円台後半だったVACUSの値段はどんどんあがって、とうとう９円近くまでなりました。VACUSを使う人も、かわりに買ってあげた人も皆、大よろこび！ こうしてまつかぶさんは、ねらい通りに、自分たちの生み出したVACUSを、ちゃんと使えるお金に変えることに成功したのです。

「VACUSのWallet対応記念ってことで、今後1年間Avacusの得たVACUSのShopper手数料の還元を75%から100%にします！ 僕もホルダーなので今後一層Avacus広めるため頑張ります！」 VACUSがAvacusで使えるようになってから三日後、まつかぶさんが、またとんでもないことを言い出しました。 「いままで、僕たちがもらってた【てすうりょう】を、VACUSで買い物をするときにはとらないよ」というのです。VACUSを持ってる人たちはみんな【とく】をしますが、まつかぶさんにとっては、【そん】でしかありません。ふつうなら、絶対にありえないおはなしです。 だけど、よく考えてみてください。まつかぶさんもまた、VACUSをたくさん持っていいるのです。だからたしかに、そんはそんだけど、いっぽうてきにそんをしているというわけでもないのです。 まつかぶさんは多分、自分も皆と同じ立場に立ち、皆といっしょにVACUSをもり上げたいと考えたのだとおもいます。【えこひいき】じゃなくなるからです。頑張ってAvacusを作ったのだから、【てすうりょう】をもらうのは悪いことでもなんでもないんですけど、まつかぶさんはそういう人なのです。 それに結局、皆でVACUSをもり上げて、VACUSをたくさん使ってもらったほうが、まつかぶさんにとっても【とく】になるにきまってます。「これは、いまあるお金よりもすばらしいものだぞ」と思う人たちがふえて、VACUSの【かち】が上がるからです。 『やっぱりまつかぶさんは、頭おかしいように見えて、頭のいい人だなあ……」とわたしは思います。 このまつかぶさんの言葉をきっかけに、「VACUSでお買い物をしたい」という人たちはさらに増えました。今はまだ、BTCのほうがつよいおかねだけど、いつしかVACUSのほうがつよくなるのも、そんなに先のお話ではないのかもしれません。すくなくとも、Avacusのうえではね。